透析患者は身勝手?

人工透析患者である、あるブログ主さんが、

「新人の看護師さんが何度も穿刺を失敗するので、シャントのスケッチをするなり、メモを取るなり、そういう努力というか工夫をしないのかなぁ…」

というような記事を書いていた。するとそこへ、臨床工学技士さんが、こういうコメントを寄せた。

「透析患者さんは勝手ですね。穿刺だけが仕事ではないのでシャントのスケッチやメモまでして、勉強するコトなんてできないですよ。」

その後、激しく言いあいになっているので「あれまぁ…」と思った次第。

透析患者が身勝手なのかどうかについては、そう言われても仕方のない面はあるんだろうと思う。医療関係者の間ではよく言われてることだから、きっとそういう面はあるのだろうと。他の疾患の患者を知らないからオレにはなんとも言えないけど。
でも、言い訳をさせてもらうとすれば以前書いた通り、どうしても人工透析を導入する以前の自分と比べて、思うようにならない自分の体についてストレスをためて、抑うつ状態になる透析患者は多いようだ。抑うつ状態になるとどうしてもイライラして、周囲と摩擦を起こしやすくなる。

そういうことをわきまえている医療関係者であれば、透析患者と無用な衝突をしなくとも済むと思うし、その臨床工学技士さんも、ケンカ腰になるコトはなかったと思うのだが。

以前お世話になってたクリニックでは、オバちゃんの患者さんが穿刺してもらった直後に、
「もうちょっと痛くないように刺してよーっ!o(`ω´ )oプンプン」
と、技士の若い女の子を怒鳴りつけているのを目撃したコトがあるが、これはいくらなんでもあんまりだろうと思った。まぁ、その技士の女の子はちょっと離れたところで、他のスタッフの女の子に向かって舌をペロッと出していたが((ll゚゚Д゚゚ll))オンナハコワイヨォォ~~~!!!

でもね、該当のブログ記事をよくよく読んでみたら、
「いやぁ、また今日も穿刺を失敗されちゃったよぉ。なんとかならんものかなぁ(o¬ω¬o)??」
程度の、透析患者としてごく当たり前の「感想」を書いているだけなんだよねぇ。オレだって穿刺に失敗されて痛い思いをしたり、返血に失敗されて血がブシャーッ!ってなっちゃった時には、ブログのネタとして書いてるよ。

オレとしては、確かに穿刺の失敗については仕方ないと思う。幸いに当該のブログ主さんのところとは違ってオレの透析室のスタッフさんは穿刺に失敗したら必ず謝るから、怒るコトはない。

以前、穿刺に失敗してる時に、オレが
「血管に入ってないよ」
って言ってるのに、それでも強引に強引にグリグリと押し込んで来ようとした技士クンには思わず怒鳴り散らしちゃったけど。その上で、透析室で一番偉い看護婦さんにチクって彼にはもう二度とオレに穿刺しないようにしてもらった。

でも例えばオレは返血時には止血バンドを使ってるのに、それを使わないで返血しちゃったらたいていの場合、失敗する。そういうのはすんげぇ頭にくるから、そいつにではなくて透析室の偉い看護婦さんなり技士さんにチクるようにしている。

オレは返血時に止血バンドを使ってそうするってコトは、カルテに書かれているんだから、
「メモを取る暇なんてない」
という言い訳は通用しない。
そこをミスするとしたら、それはスタッフさん同士の情報共有の問題だし、医療スタッフとしてのプロ意識の問題だもの。

当該のブログ主さんによると、新任の看護婦さんは当初はベテランさんの横について、穿刺の仕方から何からふんふんと聞いていたらしいが、なんと、メモは取ってなかったのだとのコト。

その時点でアウトでしょ?

と思うのだが。コメント寄せていた臨床工学技士さんは、透析スタッフの仕事は穿刺だけじゃないんだから無理だというが、それは詭弁だわ。メモする時間くらい作らなきゃダメだわ。そもそもメモも取らないで先輩の話を聞くなんて、失礼にもほどがあるでしょ。メモしなけりゃ教えてもらっても覚えられないでしょ。数十人も患者がいるというコトだし。
少なくともオレがお世話になってる透析室では、最近何人も新人の看護婦ちゃんがデビューしたけど、みんなメモ取ってたよ。当たり前だよそんなコト。
透析患者にとってシャントはものスゲぇ大事。シャントを痛めつけてPTAを受けなければならなくなったり、作り直ししなければならなくなったりする事態はなるべく避けたいのだ。

臨床工学士さんは、
「仕事中にメモを取れと言ってる方ですが、メモを取ってる時間に病院や会社はお金を払うのですか?」
とも発言していた。これはまったく頓珍漢なコトで、オレは、
「あぁ、この臨床工学技士さんは若い男の子なんだなぁ(❍ʻ◡ʻ❍)」
と思った。
普通さぁ、病院の医療スタッフの新人さんに限らず、一般企業の社員さんだって、誰かになにかを教わる時は必ずメモを取る。そこに手当など当然発生しない。

なぜなら、それは自分のためだからだ。

透析患者からすると、穿刺に失敗されるとただでさえ痛いのに、その痛い思いを2回も味わわないといけなくなるし、シャントはその度に弱くなってPTAをやらなくてはいけない羽目にもなる。透析は長引いてしまうしスタッフさんたちにとってはその分仕事は長引くし、良いコトはなにもないのだ。

以前からこのブログでは情報共有の大切さを書いてきた。情報を共有するコトで、結果的に業務は合理化されてミスが発生するリスクも低くなる。それはどんな職場でも言えるコトなのだ。
それができない職場は、プロ意識に欠けていると言える。



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ぬこ之助さん こんばんは!
記事が読みやすく要点がビシっと書かれているいるのは流石に論客ですね
私は年甲斐もなくムキに反論したので(^_^;
MEさんも必死に反論してきたのかも知れません・・
ぬこ之助さんの意見に全く同意です。
コメント欄で書こうと思っていた事そのままなんです(笑)
でも何回かコメントやり取りしてその反論してもまた幼稚な反論してくるんだろうなと思って書くのを止めました。
穿刺の難しさを分かってほしいという気持ちは理解できます。
でもその事だけに終始していて・・私だけでなくコメント書いてくれた方の意見を聞く耳はなかったようです・・
社会人として違う意見に反発するだけではなく、聞こうとする姿勢は大切なんじゃないかと思った次第です。

masaさん、こんにちは٩(ˊᗜˋ*)۶

いや、私もさっき彼からのコメントに返事したのですが、やはり感情的になってしまうのは隠せないです。でもキリがないので、私も次からはまともなお返事はしないでおこうかなぁと思っています。自分がお世話になってる透析室のスタッフさんたちとうまくやれればいいやと思うので。
masaさんおっしゃるとおり、きっと技士さんや看護婦さんのお仕事には私たちが理解できない難しさがあるのでしょうね。そのすべてを理解するコトは不可能ですが、やはり
「自分たちは彼らのコトをすべて知ってるワケではない」
という点は、わきまえておかないといけないのでしょうね。
そんなふうに偉そうに言っている私は今日もちょっとイライラするコトがあったのですが、なんとか口にせずに済むことができました(`▽´)y-~~ウケケ
仕方ないです。みんな不完全な存在なので(❍ʻ◡ʻ❍)
またお気軽にコメントください。
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