地下鉄サリン事件から19年...マスコミの怠慢

阪神大震災から二か月後の平成7年3月20日、オレはいつも通り地下鉄に乗って通勤した。
喫煙室で缶コーヒーを一本飲んで煙草を2本吸ってから仕事を始めた。
その直後、誰かがおもむろにテレビのスイッチを入れた。

よくわからないシーンが流れていた。

具合が悪くなっている人がたくさんいたのはわかった。
その人たちは立っているコトもできずに地べたに座り込んでいたり、寝転んだりしてる人までいた。
それがサリンという化学兵器にも使われる神経ガスによるものだと聞かされたのは、いつだっただろう。
犯人が拘束されず、その動機もわからないままでは、オレの使ってる路線もやられるのかもしれないと
考えざるを得なかった。

事件発生2日後...
職場で誰かがまた仕事中にテレビをつける。
警察の家宅捜索の様子。
捜索先は山梨県上九一色村のオウム真理教教団施設...
みな、テレビにくぎ付け。

オウム...(¬_¬)?
あの弱小カルト教団(¬_¬)?(¬_¬)?(¬_¬)?

地下鉄サリン事件はオウム真理教による国家転覆を狙ったテロだった。
ロシアから中古の兵器を輸入し、信者に訓練を受けさせてもいたのだ。
ヤツらは真面目に国家転覆を企んでいたのだ。

戦後の数ある事件の中でも、地下鉄サリン事件にオレは一番ショックを受けた。
そして、この事件によって少なくとも関東より東の地域では阪神大震災の記憶は遠いものとなってしまった。

オウムの一連の事件では、現役の医師などエリートたちが信者としてサリンガスを製造するなど、
どうしてそこまで宗教にハマってしまうのか、が話題になった。
テレビのコメンテーターらは適当なことばかり無責任に発言していたが...
エリートだからこそハマると考えるのが妥当ではないのか?
西洋的な価値観では限界がある、でも日本の既存の宗教、つまり仏教や神道は米国の占領政策や
戦後の国内左翼によって破壊されてしまっていて、現代日本人には心のよりどころが無い。
テレビのコメンテーターを見ていると、「信教の自由」を言いながら、実は宗教そのものを
否定したがってるんじゃないかと思わざるを得ないような人も多い。
エリートだからこそ、西洋的価値観の限界に気付くことができたのではないのか。
また、信者ひとりひとりの精神病理や、日本を取り巻く社会病理については
ド素人はテレビで言及するコトに慎重であるべきだ。

専門家の研究を待ってそれを深く掘り下げると同時に、国民にわかりやすく伝えるのが
マスコミの責務であるハズなのに、それを一切やらない。
やっても儲からないからだ。

テレビが地下鉄サリン事件19年のこの日に特番なんて組むワケがないことはわかってた。
でも、この戦後史に残る大事件について発言するコメンテーターの言葉が気に入らなかった。
例えばTBS「Nスタ」で毎日新聞科学環境部記者である元村有希子氏は
「自分と同じ理系でしかもエリート達がこんな事件を引き起こした。
必ず後世に伝えていきたい」
自分もリートだとでも言いたげなところがこの人らしいわ。
後世に伝えていきたいというのであれば、この19年の日に毎日新聞は、TBSは一体何をやったというんだ?

その日のテレ朝「報道ステーション」では、関連のVTRを流した後、キャスターの古館伊知郎氏が
いつものしたり顔で、深刻そうな雰囲気を演出してなにか言うんだろうと思いきや、
なにも言わずに天気に行ってしまった。
そんなに興味ないのか?
まぁ、この人はプロレスやってた頃と全く違う知的で冷静沈着な自分を演出した上で、
視聴者を誘導するようなロクでもないコト、もしくは頓珍漢なコトしか言わないから
むしろ黙っててくれた方がマシなんだが。

元村氏にしろ、古館氏にしろまぁ好き勝手やってもらえればいいんだが、
マスコミがこういう怠慢な報道を繰り返しているのであれば、
自分たちの日々の生活で日本の国民は地下鉄サリン事件のコトなどすぐ忘れるだろう。



お読みいただきありがとうございました。
ランキングサイトに参加しています。
もし記事を気に入っていただけましたなら、下のバナーをふたつとも1日1回クリックしてください。
するとこのブログにポイントが発生し、ブログ主であるぬこ之助が喉をごろごろ言わせて喜ぶというシステムになっていますm(._.)m↓

にほんブログ村 病気ブログ 人工透析へ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

★人気ブログランキング★
<猫いらずのうつうつ日記』の応園をよろしくお願いします((○┓ペコリィ>
闘病記ランキングへ
プロフィール

Author:ぬこ之助@紳士的なおちんつも♡
ぬこ之助@紳士的な尾ちんつも♡です。ども(*´▽`)ノノ
透析患者にしてうつ病患者であるアラフィフ独身男ぬこ之助の毒舌日記。ほとんど愚痴か弱音ばかりかも知れません。苦手な方はスルーして下さい。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR